eSIMは海外で利用するのに便利♪eSIMプランを利用する際に気を付けておきたいこととは?

Posted By on 2021年11月19日

“端末内に組み込まれた組み込み型のSIM「eSIM」は、大手キャリアのソフトバンクやKDDIでも提供をスタートしており、今後さらなる普及が期待されています。ここではeSIMを使う上で気を付けて起きたポイントや、国内・国外でのeSIMプランについてまとめてみましょう。
【eSIMを利用する上で気をつけておきたいポイントとは?】
eSIMを利用する上で気を付けておきたいポイントと言えば、eSIM用の通信プランも「SIMロック」の対象になるということです。大手キャリアで購入したiPhoneで、eSIM用の通信プランを利用するには、SIMロックを解除してから行う必要があります。SIMロックの解除の手続きは、一定条件を満たした端末に限って、各事業者の専用webページから申込みが可能です。端末を分割払いした場合には、期間経過に伴い申し込めるようになるので、購入後すぐにeSIMを使用したい!という場合は、端末は分割払いではなく一括払いで購入しましょう。
2021年10月以降は、原則SIMロック禁止となるので、eSIMはさらに利用しやすくなるでしょう。
【国内でeSIMプランを使用する場合】
eSIM向けの通信プランには、通常のSIMカードと同じように、「データ通信専用」や「音声通話対応」のものなどがあります。また使用回線に関しても、事業者や提供プランによって異なります。
例えば、IIJmioが提供する「データプラン ゼロ」はデータ通信専用のeSIM向けプランです。そしてNTTドコモ回線を利用しています。この「データプラン ゼロ」は、タブレットやPCなど音声通話が必要ないモバイルデバイスでの運用に適していると言えるでしょう。
データ通信専用のプランをスマホで利用する場合には、音声通話が利用できる主回線を別途維持した状態にした方がおすすめです。例えば、大手キャリアの定額プランをメインで利用して、通信料が必要になった場合にeSIM向けのプランで安く追加のデータ量をチャージするといった運用をすると、携帯料金を安く抑えることができるでしょう。
eSIM向けプランだけでスマホを運用したい!という方には、データ通信専用ではなく、音声通話に対応しているものがおすすめです。例えば楽天モバイルが提供しているeSIMプランは音声通話に対応しています。さらに「auのpovo」やソフトバンクと「Softbank on LINE」などMNOのオンライン専用プランで展開されているeSIMプランに関しても、音声通話に対応していますよ。
【海外でeSIMプランを使用する場合】
海外渡航時に現地のプリペイドの通信プランを購入する上でも、eSIM対応は非常に便利な仕様となっています。従来では、スマホで現地の通信プランを利用するには、現地の空港や街中で販売されているSIMカードを購入して、スマホ端末にSIMカードをセットして設定を行わなければいけませんでした。空港に到着してすぐにモバイル通信を利用したい!という場合には、あらかじめ日本国内でプリペイドSIMを購入するか、ECサイトで海外用プリペイドSIMを購入しておく必要があったのです。しかし空港で取り扱いのあるプリペイドSIMは対象国が限られている場合も多く、ECサイトで購入する場合は取り寄せするのに時間がかかる…などのデメリットが生じます。
しかし、eSIM対応のスマホとeSIM向けの通信プランを利用すれば、WEBサイトやアプリなどから時間や場所を問わずにいつでもどこでも購入することができます。端末での設定だけをスムーズに行えれば、海外での通信手段を用意に確保できるというわけです。海外に頻繁に行く人にとっては、eSIMプランはかなり便利でしょう。

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